ファービングハウス
築50年のよさを生かした外観にしたいということで
持ちおくりを設け、またガルバリウム菱葺きを採用しています。
築50年の家にお嬢様のお父様と同居するためにリフォーム、断熱改修、耐震改修をしてほしい。
築100年の家は新築という古きよきものを大切にするイギリス人のご主人とお嬢様は七宝焼きの作家さんでもあり、また英会話スクールを主宰されています。そのためのアトリエ、居間、
お能を趣味とされているお父様のための居間(和室)を設けたい。
また年月とともに味わいのある素材を使用したい。
広いバルコニーがほしい。
というのが要望でした。
近くだからというわけでなく、
建築家さんらしくなく
どこかほっとできる安心できる空間だったからとおっしゃってくださりました。
安心して暮らせるように土壁の保温性を生かし、空気層を設け、外貼りの断熱改修、耐震改修を行いました。
また築50年の建物のよさ、今まで生活をされていた導線のよさを生かして
アトリエ、居間を設けました。
栗や、杉の床、
また古建具なども採用しています。
涼しく、またあたたかくなったとおっしゃっていました。
キッチン、アトリエの使い勝手もよいですよ!とのことです。
ありがとうございました。
イギリスのアンティークのステンドグラスをはめ込んだ玄関引き戸です。
玄関の床は、左官屋さんと一緒に墨モルタルに、踏み石や、イギリスのコインを埋めました。
和室と縁側を一室としてアトリエをつくりました。家具の上にあるのはお施主さんがつくられた七宝焼きの作品です。
お能を趣味とされているお父様の居間です。
お父様の居間の前には古道具屋さんで購入されたガラス障子を設けました。
浴室です。タイルとホーローと木でつくりました。
キッチンです。
今まで使用していたキッチンのよさを生かし、足りないものをたしました。